お勉強
「プルート様ぁ〜」
可愛らしい声がプルートの政務室の空気を震わせる。
頬を赤らめ、絶望の為か眼は涙で濡れ、眉も八の字に歪められていた。
「どうしたんですか、マリンさん?」
「…お願いします、プルート様!お勉強を手伝ってください!」
教えてくれではなく勉強を手伝え、とはなんとも奇怪な言い方だ。
プルートがマリンの意図を測りかねていると、マリンは此の世の終わりの様な表情へ変わっていった。
駄目ですか?無理ですか!?と、かなり切羽詰っているようだ。プルートは苦笑すると、
「えーと…、つまり、…宿題を手伝えと、そうゆう事ですか?マリンさん」
マリンは無言で首を上下に振る。
首が勢いで飛んでしまいそうだな。プルートはそう思い軽く笑う。
「別にかまいませんよ。貴女のその様子だと…、ソロイが出した宿題ですね。
そして提出期限が…、明日だとか。もしくは昨日一昨日あたり」
マリンはぽかんとプルートを見る。どうして解ったんだろうと、顔に表れている。
「ふふ。ソロイは怖いですからね」
心底でソロイに感謝しつつどうぞと机に促す。
「あぁそうだ。お手伝いはしますが、後で自分で解いておかなくちゃ駄目ですよ。身に付きませんから」
「うっ…。はぁ〜い…」
「よろしい」
満足げなプルートとは裏腹に、噎び泣くマリンが机に向かってペンを走らせていく。
後書き
プルートvマリンです。可愛いカップルですよね〜vv
でも、お勉強といえるのかどうかが微妙…。
かなりこじ付けな上にアクアのイベントを捩ってるし…。
駄目駄目ですね、もう。
一応プルート君の片思いという雰囲気で書かせて頂いたんですが…、どんな感じなんでしょうね?
あーもう、だめだめ〜(Byアーク とか考えてるあたり駄目ですな)
BGM THE ECCENTRIC OPERA NOEL
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