ミロ兄さんとムウ様
「真紅の衝撃、スカーレットニーードル!!」
眼前のムウにスカーレットニードルを打ち込む。
何発か分けてではなく、15発いっぺんに。
ふっと、笑みを漏らしつつ余裕の表情でムウを伺う。
もう死ぬしかないムウは、微動だにせずにむしろ微笑すら浮かべて立っていた。
まるで、何事もなかったように…。
よろめきたい気持ちでムウに問いかける。
「おい、何故倒れない。なぜ苦痛に顔を歪めない!?」
そんな問いにもムウは小首を傾げて笑うだけ。
すでにスカーレットニードルの傷口からは血が流れ出ているのに、
そんな事は眼にも入らないかの様にニコニコと立っているこの男に、別の恐怖が生まれる。
何故、倒れないのだ、ムウ…。
すでに五感すら薄れ始めているはずなのに…!
そう、心の内で問いかける。
後書き
はい、こんな夢を見ました。
えっと、なぜか私がミロ兄さんで、なぜかマイマザーがムウ様でした。
……なぜ…?
まぁ、いっか。ミロ兄さんとムウ様の力量が伺えますねv
敵対してるわけでもないのにやり合ってるミロ兄さんvv
でもね、私氷河がいっちゃん好きなのになんでミロ兄さんなんだろう…?
で、ムウが好きな姉ちゃんでなくて、
まったくといっていいほど知らないお母がムウ様なんだろう…?
…不思議です、私の脳みそ。
03.10.13UP
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